今日の一盤(381番エルモ・ホープ)

s_P1010744.jpg
61年6月、ビル・ストダート録音、ケン・デアドフのデザイン、演奏者は画像参照されたし。
ホームカミングというタイトルは、西海岸で活動していたホープをリバーサイド関係者がニューヨークへの復帰を歓迎しての言葉。
幼少期の親友バド・パウエルより1歳年上のホープだが、2人ともバッハを聞いてピアノをならったという。ハードバッパーのピアニストはパウエル系と言われるが、ホープはパウエル系とは言えない独自性がある。高踏的という表現をライナーノーツの佐藤秀樹さんは使っているが、同意。ホープはブルーノート、プレステッジ、そしてリバーサイド、3大ジャズレーベルに残している。モンク以外のピアニストに思いつかない。
黒光りする、渋い、超辛口、くつろぎの音調を抜きにした、愛すべきジャズマン。

今日の一盤(380番ハル・ゲイラー)

s_P1010745.jpg
61年6月、レイ・ファウラー録音、ケン・デアドフ デザイン、HAL GAYLOR(b)WALTER NORRIS(p)BILLY BEAN(g)
ケン・デアドフのデザインが素晴らしい。肖像画?と思わせる写真、バックの色彩とのコントラストが生み出す雰囲気か。そしてTHE TRIOというプリント。手前がピアノのNORRIS、右の眼鏡がGAYLOR、ビジネスマンみたいだが、当時はアイビールックといって、びしっと決めるファッションだったのだろう。
1曲目の演奏が「グルーブ・ヤード」、先のウェス・モンゴメリー兄弟も取り上げていたが、カール・パーキンス作曲で実に良い。次が「煙が目に染みる」というスタンダード、この2曲で本作の存在感は十分。

今日の一盤(リバーサイド336番パーシー・ハンフリー)

s_P1010742.jpg
61年1月、デイブ・ジョーンズ録音、ケン・デアドフ デザイン、ラルストン・クラウフォード写真、PERCY HUMPHREY(tp)LOUSE NELSON(tb)ALBERT BURBANK(cl)EMANUEL SAYLES8banj)LOUIS JAMES(b)JOSLAH FRAISER(ds)
パーシー・ハンフリーはトランぺッターだが、おじいさんの代からデキシーランドジャズ一家で父もミュージシャン。本作のシクステットは皆60歳以上のレジェンドばかりで屈託のない明るいデキシ―を聞く事ができる。理屈なしに、さっぱり、気持ちよく聞ける。もっと店内でも鳴らそう。

今日の一盤(377番キャノンボール・アダレー)

s_P1010741.jpg
61年2月、3月、レイ・ファウラー録音、ケン・デアドフ デザイン、ERNIE WILKINS(指揮・編曲)CANNONBALL ADDERLEY(as)他総勢20名
リバーサイド・オールスター総出演のビッグバンドだ。ピアノはウェントン・ケリー。
もう一つの特徴は曲だ。おそらくリバーサイドで売り上げがあったアルバムのヒット曲を取り上げていると思われる。
①something different・・・チャック・マンジョーネ②west coast blues・・・ウェス・モンゴメリー③the uptown・・・ジュニア・マンス④stockholm sweetnin・・・クインシー・ジョーンズ⑤aflican waltz・・・GALT MACDERMOTT⑥blue brass groove・・・ナット・アダレー⑦kelly blue・・・ウェントン・ケリー⑧letter from home・・・ジュニア・マンス
録音は61年、やがて時代はロックが流行り、4ビートジャズは飯を食うのに厳しい時代を迎えるが、灯が消える前の盛大なキラメキ。

今日の一盤(336番ビクター・フェルドマン)

s_P1010740.jpg
61年1月、レイ・ファウラー録音、ケン・デアドフ デザイン、VICTOR FELDMAN(p、vib)HANK JONES(p)SAM JONES(b)LOUIS HAYES(ds)
オーソドックスな4ビート、軽妙なスイング、実力派のサイドマンに囲まれてのピアノトリオとビブラフォーンのカルテット。そして60年初頭の空気。
プロフィール

ジャズカフェモーニン

Author:ジャズカフェモーニン
ジャズカフェ『モーニンのブログ』へようこそ!

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
天気予報その2
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
訪問者
QRコード
QR