今日の一盤(チコ・ハミルトン)

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今週はチコの訃報に特集している。新旧さまざま聞いたが、やはり50年代がピークであったと思う。
画像の左は1955年、ポイントは左が「ブルーサンズ」という名曲が含まれており、確かNHKのジャズフラッシュのテーマソングにも使用されたはずだ。そして映画「真夜中のジャズ」でもエリックドルフィーがフルートを演じていたと思う。そして右が1958年でポイントはエリックドルフィーが参加しフルート、バスクラ、アルトで参加している。やはりどうしてもエリックに耳が行ってしまう。この時エリックは30歳、このバンドに1年在籍して次はミンガスバンドに種族した。十分エリック節を堪能できる。
それにしてもチコハミルトンはユニークな人だ。①普通、ドラマーは俺が俺がで、ドラミングの技量を惹けらす。ところがチコはグループサウンドに徹して、あくまで縁の下の力持ちでいる。②ピアノを使わない。代わりにギター。③チェロを入れる。このチェロの導入で室内楽的、インテリが好みそうな楽曲になる。ライナーノーツを引用すると、クラシック的なアンサンブルとジャズのインプロビゼーションが自然な形で融合され、実にクールなサウンドが表現されていた。そこの当時のウウェストコースト・ジャズの典型的な姿を未知める事ができる。とある。

寺島氏曰く、チコはブラッシュワークに長けていると。なるほど、そしてシンバルワークも細かい。60年代になるとインパルスレーベルに移るが、そこでは俄然、ドラムソロが聴ける。そんな1921年生まれの彼が50年代すなわち男盛りの30才代、実におとなしい、能ある鷹は爪を隠すプレーに甘んじて、頭脳プレーに徹していた。
92まで長生きする秘訣がそこに見える。長いものに巻かれろってか。
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