今日の一盤(7043番エルモホープ)

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ここに来て欠盤が生じた。7042番MOONDOGというやつだ。聞いた事が無いので何ともならないが、聞けばジャズにあらずという。そんな風で未だ入手していない。まー、その内。

今日の一盤の画像に演奏家が見えると思いますが、蒼々たるメンバーでありますね。

①エルモホープ・・・虎の巻を借りるとアメリカではホープをモンク、バドパウエル、と並んでモダンジャズピアノの開祖的と評されているとある。作品の数も少ないし、その評価は少し過大だなと思うけど、どことなく云わんとする所が解る様な気がする。この後、バリーハリス、テモンズ、ケリー等黒人モダンジャズピアニストが活躍するわけだが、それらと比して、ホープの場合、格調の高さを感じるのだ。このアルバムでも熱いセッションの中に、オアシスとでも言おうか、黒真珠の神々しさと言おうか、きらりと光る存在感を感じる。

②ハンクモブレー・・・この人は、きっと、気の小さい人なんだ。コルトレーンとは以前ガレスピー楽団の同僚だったらしい。今回もこの後も良く共演するのだが友達であったんだろう。このアルバムでは俄然モブレーのソロが魅力的だ。ここではコルトレーン抜きで十分だ。この吹き込みが1956年5月、プレステッジには翌月、モブレーのリーダーが2枚吹き込まれる。その後ブルーノートへ移っている。そして幾多のハードバップ作品に参加し、作っているが、自分が中心のワンホーンカルテットは60年のソウルステーションまで無い。俺が俺がのリーダーシップ性の気質が無いのだろう。アドリブ勝負のジャズの世界では珍しい性格ではなかろうか?でも、そこが気になって逆に聴き耳を立てさせられる。この辺り、日本人好みに繋がるのではないか。

③コルトレーン・・・マイルスとの共演は1955年11月だから、まだ在籍中であった。プレステッジ2作目の吹き込みと思う。1聴してコルトレーンと解る。その事じたいが凄い事なのだろう。ライナーノートにはその時代、テナーのトップミュージシャンであったモブレーとコルトレーンとある。ただコルトレーンの場合、その後の成長と影響力が凄いので、それと比較して、まだ成長過程のプレーと映るのだ。ただ存在感は燦然と光っている。
ドナルドバードも良い具合だし、ダンモの魅力とエキスが濃密なアルバムだ。
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