今日の一盤(ベツレヘムBCP5005番エデイー・ビンソン)
57年9月、EDDIE VINSON(vo)JOE NEEWMAN(tp)NAT PIERCE(p)FRANK FOSTER(ts)CHARLIE ROUSE(ts)PAUL THIGPEN(ds)他 虎の巻より
つるつる頭のエデイーはジャズ&R&Bのコテコテ愛好家に人気のアルトサックスとボーカリスト。ベツレヘムを買収した米キングには1940年代末から録音を残している。本作はエデーがヴォーカルに徹していて、グルーブ感を発散させながら、独特のとぼけた味わいの喉をたっぷり聞かせる。(上田篤)
裏ジャケットで伴奏人の顔ぶれを見たら、そうそうたるジャズマンの名前が記されていた。しかし各人のソロは無し。エデイのボーカルを楽しむ、R&Bとソウルとブルースが混じった内容だが、アップテンポばかりで僕の琴線には響かない。スローナンバーが欲しいね。
本作をいつ、どういういきさつで、入手したか失念した。針を落としたのも今回が初めてだ。音楽は好みではないが、ジャケットデザインはアメリカのどこか駅の中での写真だ。LPレコードとしての存在感はある。
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