今日の一盤(リバーサイド365番キッド・トーマス)

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61年1月、デーブ・ジョーンズ録音、ケン・デアドフのデザイン、KID THOMAS(tp)LOUIS MELSON(tb)ALBERT BURBANK(cl)JOE JAMES(p)HOMER EUGENES(ban)JOSEPH BUTLER(b)SAMUEL PENN(ds)
10数年前、神戸に行ったことがある。駅前に降り立ったら当日はジャズイベントがあり、デキシーランドジャズの生演奏がプレーされていた。ウキウキした気分に浸り、まさに異国情緒の印象だった。一口にジャズと言ってもモダンジャズとニューオリンジジャズは大分趣が違う。僕はジャズ喫茶時代の暗いモダンジャズに親しんだ者だから、形式的にはジャズでも、実際の感性はロックやフォークと同等に異種な音楽に分類しているかもしれない。好んで聞く音楽では無いと、僕の気持ちは整理していた。。今日が終わったら奥に引っ込めよう。と考えた所で、はたっと気が付いた。己がそんな気持ちでどうする?モダンジャズでさえ、時代に取り残される昨今、若い人はもっと聞かないぞ、古きを残すのが使命だろ?to be or not to be・・・
世の中は奇妙な事がある。本日僕は午前中、国会に耳を傾けていた。与野党の言った言わない、記憶がない、かみ合わない論戦に途中スイッチを切った。そして午後は甲子園の秋田予選をラジオを聞きながらブログ作りしていたのである。そこへ久し振りに秋田市の金足地区在住の米・生産農家のⅠさんが、秋田市で会合があったとて、4人のお仲間を引き連れお見えになった。全員70歳前後のシニアである。ご婦人が3人。さすが農家の感性である。庭のアジサイが綺麗だね。自然の植物に関心を示す感性がどんどん薄れている当世だから、お互いのあいさつの間に植物が介在するのは、気持ちが良いものだ。今、金足農業高校が野球してるよ、とて、ラジオのスイッチを入れると4点負けているではないか、ラジオをやめて本作・キッド・トーマスを掛けた。
「わーえじゃ」(良いなという意味)
僕はニューオリンズジャズを見下げた考えを反省している。ニューオリンズジャズは明るい。太陽が似合う。農家の皆様は日ごろ太陽と向き合って生きている。ストレートに魂が反応したのではないか?
農家は後継者不足で未来が厳しい。以前もTPP反対デモ帰りに来てもらったが、近い将来、田園畑は原野に成り変わるだろう、時代だ時代!そんな話題になった。今日来た70越えの男性、日に焼け、皺に刻まれた笑顔がキッド・トーマスに似ているなと思った。
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