今日の一盤(リバーサイド325番ユセフ・ラテーフ)

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60年5月、ジャック・ヒギンス録音、ケン・デードフ デザイン、YUSEF LATEEF(ts,fl,oboe)RON CARTER(cello)HUGH LAWSON(p)HERMAN WRIGHT(b)LEX HUNPHRIES(ds)
昨日のサム・ジョーンズのセッションは60年3月で、本作は5月9日。何を言いたいかというと、本作でもロン・カーターがチェロを弾いており、更には5月17日にはプレステッジ傍系レーベル「NEW JAZZ」からダグ・ワトキンス名義の「SOULNIK」というワトキンスのチェロをフィーチャーされたアルバムが出されている。しかも面子は本作でのユセフカルテット全員なのだ。
すなわち・・・今から57年前の3月~5月の春、ジャズ界ではチェロが満開していたのであった。
サム・ジョーンズが先にチェロに手を出していた。なるほど彼の経歴をみると父がピアノの先生をしていたというから、音楽教育の環境が整っていたのだなー。チェロに向き合うというのは、同じベースマンでも、より複雑繊細な音楽を目指す心意気があったのだろう。そして、そんな高度な音楽世界を目指しているのが本作の主役ユセフである。
サム・ジョーンズのはサイドマンがマイアミ出身のハードバッパーで囲まれていた。本作のサイドマンはユセフのコンセプトを十分理解している、ハードバップもやれるが、そればかりでない柔軟性のある若手達である。
例えを日本の歌謡曲に持ってくるなら、方や、日本伝統民謡にも繋がるかな北島三郎の演歌、方や、日本フォークソングにも繋がるかな、森進一の演歌歌謡、同じ演歌でも硬軟さまざまですが、まさに、そんな例えを妄想しました。
1曲目にドボルザークの「ゴーイング・ホーム」をオーボエで歌い、ジョー・ザビエルの曲をフルートで朗々と歌い、さらには4ビートブルースをテナーで奏で、THREE FACES OF YUSEF LATEEFなる彼の能力がいかんなく発揮された本作です。
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