今日の一盤(リバーサイド310番ウェス・モンゴメリー)

s_P1010618.jpg
59年10月ジャック・ヒギンス、ジャック・マシューズ録音、ポール・ベーコン デザイン。WES MONTGOMERY(g)MELVIN RHYNE(org)PAUL PARKER(ds)
ウェス・モンゴメリー登場。リバーサイド第一弾作品である。彼がジャズ界に出たのは前年58年でパシフィックレーベルであったのだが、そのアルバムが世に出されたのは60年だという。さすれば本作が初リーダーアルバムという事になる。
彼をリバーサイドのオリン・キープニュースに紹介したのはキャノンボール・アーダレーという事だ。ブルーノートでもプレステッジでもない、リバーサイドから出世したのである。逝去が68年、ここから10年の活動期間であった。
スポーツ界で、アマチュア時代にその才能が秀でて鳴り物入りでプロに入ったとする、そしてプロのスタート時から、その才能をいかんなく発揮するような衝撃的なデビューを飾るスーパースターというのが稀に登場する。本作でのウェスはまさにそれに当たると僕は思った。心技体とは相撲で使われる言葉だが、ジャズにおいては何がよろしかろう?勝手ながら、①ジャジー・②ブルージー・③クール と3つの要素をあてはめてみる。(スイングも大事だがプロの世界は当たり前過ぎるから。)
A面の1曲目が「ラウンド・ミドナイト」だ。僕のハートはいきなりギュッと握られてしまった。以降スタンダード、オリジナル全て聞き覚えのある曲が、淡々と、3要素を感じさせながら演奏が進む。
毎日、汗にまみれて、土俵にたたきつけられてぶつかり稽古している下積みキャリアの長いハードバッパー達を尻目に、何というジャズワールドを聞かせてくれるのでしょう。 クール!この用語がふさわしい。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ジャズカフェモーニン

Author:ジャズカフェモーニン
ジャズカフェ『モーニンのブログ』へようこそ!

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
天気予報その2
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
訪問者
QRコード
QR