今日の一盤(リバーサイド266番アーニー・ヘンリー)

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先に57年はハードバップの最盛期と言った。その57年12月、アーニーは31歳で亡くなっている。56年にリバーサイドと契約して、ケニー・ドーハムやモンクと共演、実力は確かなものがあるし、何より情感で魂に触れさす何かを持ち合わせているアルトだ。この人を解説する面白い評があったので紹介する。
アーニーのアルトの音は少し下卑ているのだ。とても肺から出た空気が、素直に喉とマウスピースと管を通り過ぎてベルから外に出ているとは思えない。息の流れは、どこかで微妙なねじれを生じて音になっているという感じがする。そのねじれの具合がたまらなくいい。一歩進めば下品になってしまうすれすれの所でバランスを保ち、揺れたり膨らんだりしながら、しかし堂々と鳴り響いているわけだ。基本的にはパーカースタイルを踏襲しつつも、それをぐっと砕いて完全に自分のスタイル・音に作り上げてしまった。少しギクシャクした感じに聞こえるかもしれないし、ガラが悪く聴こえてしまう人がいるかもしれない。しかし、その乱調さこそ彼の持ち味。(三宅丈二)彼のアルトは名古屋弁(ミャーミャーと聞こえるから)という評もある。
B面の3曲目にリバーサイド222番にもあった「CLEOS CHANT」というアーニー作のブルースナンバーが絶品。(TAKE2だが)
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