今日の一盤(リバーサイド229番ジジ・グライス)

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57年2月3月、ジャック・ヒギンズ録音GIGI GRYCE(as)DONALD BYRD(tp)WADE LEGGE(p)WENDELL MARSHALL(b)ART TAYLOR(ds)
このクインテット、グループ名がザ・ジャズ・ラブ・クインテットという。57年初めに結成されたが、短期間に終わった。57年といえばハードバップ全盛期と言っても過言はないだろう。ジャズ・メッセンジャーズ、ホレス・シルバー、マイルス、キャノンボール等大いに盛り上がった頃だ。本作の面子も全員スター選手揃いである。
このバンドであるが、興行的には残念な事情であったらしい。確かに、何か一つのスパイスが不足している感じがしないではない。恐らくリーダー、グライスの真面目さやインテリぽさが、燃焼を抑えすぎるのではないか。といった塩梅。
それにしても・・・思う。今日の面子はプレステッジで嫌というほど見かけた名前である。お前さんたち、リバーサイドに何しに来た?と問いかけたい。よくよく調べたら、このジャズ・ラブ・クインテットは57年頃、全部で6作出しているが、レーベルが色々だ。リバーサイドにコロンビア、バーブにRCAビクター、ジュビリーと5つのレーベルに吹き込んでいる。これは大変な事だ。日本の芸能界に例えるなら、事務所とマネージャーがいい加減だから・・・となる。だから短期間に終わった。リーダーの焦りが見て取れる。
その後、リーダーはジャズ界を去り、教職の道へ進んだ。(最後は名誉教授となる)他はバードはブルーノートで一旗上げた。その他はベースとドラムはハードバッパーとして大変な数のアルバムで名を残している。ピアノのレグは短命な人生であったが。
本作を朝聞いて、午後聴いて、パット感ずるものではなかったが、夜聴いたら、琴線が少し揺れている。地味もいい。
2017年のスタートを飾るはジャズ・ラブ・クインテットによる「LOVE FOR SALE」である。
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