今日の一盤(ムーズビル20番クラーク・テリー)

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61年7月、バンゲルダー録音、CLARK TERRY(tp)JUNIOR MANCE(p)JOE BENJAMIN(b)CHARLIE PERSIP(ds)虎の巻よりスイング~モダンにいたる幅広いキャリアを重ねたテリーがトランペットとフリューゲルホーンをもって、ワンホーンによる美しいプレイを繰り広げて見せる。テリーの代表曲の一つ「シンプル・ワルツ」の伸びやかな表現。「思い出の中に」の様なノスタルジックなナンバーでの味わい深いフレージング。そのメローなトーン以上にハートフルな暖かさが伝わってくる作品である。(岡崎)
テリーは昨年94歳で亡くなった。1920年生まれである。同郷の6つ後輩がマイルス・デイビスであるが、兄貴分として慕っていたと聞いている。ジャズ史で一番おいしい時代を駆け抜けた人だ。リバーサイドに8枚、プレステッジに3枚、ブルーノートには何枚あるのだろうか。知名度の割には3大レーベルの吹き込みが少ないと思うし、歴史的な名盤にも名を連ないておらないと考えるのだが。
とは申せ、いずれを聴いてもジャズとして一級品だと思う。本作でもピアノのジュニア・マンスのブルージーな伴奏により優れたトランペット、ワンホーンカルテットに仕立て上げている。無事これ名馬といったら失礼か。
テリーのアルバムはどれもこれも笑うテリーのジャケットが記憶に浮かぶが、憂いに沈む表情のご本人も良いではないか。ジャジーだね。
生意気な事を言ってしまった。彼は40年代はベーシー軍団、50年代の大半はエリントン楽団に在籍していて、あちこちのレーベルに腰を下ろす訳にはいかなかったのだろう。本作はフリーになった際のものだろう。その後はクインシージョーンズ楽団に入り、その先には自らのバンドも持つのであった。
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No title

御無沙汰しております。

在庫確認です。宜しく。

リバー・サイド 12-255 「K.ドーハム&E.ヘンリー」

No title

今日は、お元気ですか。
すみません、ございません。
目的は何かな?たぶん、曲でしょうかね?

No title

なかどばしのみぎかわのおほりにさくはな

Re: No title

> なかどばしのみぎかわのおほりにさくはな
なるほど、蓮の花ね。
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