今日の一盤(ムーズビル3番レッド・ガーランド)

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60年4月、バンゲルダー録音、RED GARLAND(p)
スタンダード曲のピアノソロ演奏。
ジャズという音楽に物心がついたのは67年頃であったろうか、「あなたと夜と音楽と」というTBSラジオであったと思うが、そんなジャズを聴かせる番組があったと記憶している。東京からの電波なので、雑音が入り、聞こえたり、しばらくして遠くなったりしたが、懸命に聞いていた。夜の停車場が舞台でガタンゴトンと汽車が連結する音、そしてSLの汽笛が響く。そんな情景の中に、たぶん、スタンケントン楽団だと思うが「あなたと夜と音楽と」のトランペットが入る、という番組のスタートであった。
もう一つ、これもTBSだったと思うが、乾ノブオさんのピアノ弾き語りの番組もあった。アート・テイタムのピアノソロに似た、古色然とした音楽と語りで、大人の世界を感じたものだ。
70年代、東京に出た。ジャズ喫茶、レコード屋に出没した。水道橋に「トニー」という中古レコード屋があって、そこの2階には西島さんというクラシックジャズの生き字引である様な店主が居座っていて、大変眩しく見えた。店内のスピーカーは確かアルテックのDIGではなかったろうか、小さなボリュームで40年代のスイングジャズが多く鳴っていたように記憶している。
以上、3つの話題を挙げたが、いずれも小さな音の世界である。モダンジャズを聴くには大音量で聴くに限る。特に低音のベースがブンブン響くとスイング感も向上する。でも大音量が全てではない。
小音量で静かに室内に流れている。そんなパフォーマンスがお似合いな本作ではないかと思っている。
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