今日の一盤(8268番ウオルト・デッカーソン)

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61年5月、バンゲルダー録音、WALT DICKERSON(vib)AUSTIN CROWE(p)EDGER BATEMAN(b)EUSTIS GUILLEMENT(ds)虎の巻より
ジョン・コルトレーンから受けた影響を消化、ジャズビブラフォーンに革新をもたらせたデッカーソンのセカンド・アルバム。全曲自作のデビュー作から2か月後の録音。今回はスタンダードソングを取り上げて、歌曲の解釈においてリリカルな資質を見せている。急速調の自作曲では斬新な演奏で魅了する。デッカーソンとの共演以外の活動は不明だが、随所で光るものをみせるオーステン・クロウのピアノも聴き物である。’高井)
亡き小川隆夫さんというジャズ評論家はマイルスデイビスの大ファンで、「マイルスを聴け」という本を出した。マイルスの生涯に記録された全アルバムを解説した著作だが、マイルスの演奏に琴線が揺れた際の表現に「クー・・たまらん」という言葉を発している。
このクー・・・たまらん!という表現は本作のデッカーソンにもあてはまる。(僕の感性だが)
人は字を書く際、各自の癖が出る。例えば筆をはねるという行為をする時、はねる角度とか長さなるものに個性が出る。
デッカーソンの音作りにも、このひとらしい癖というか個性が顕著に表れ、一発で彼とわかる独特なオリジナリテイーを味わう事ができる。「ワッツ・ニュー」「ユー・ゴーツー・マイ・ヘッド」等のスタンダードを取り入れているセンスも好ましい。
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