今日の一盤(8267番ローランド・アレクサンダー)

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61年6月、バンゲルダー録音、ROLAND ALEXANDER(ts)MARCUS BELLGRAVE(tp)RONNIE MATHEWS(p)GENE TAYLOR(b)CLARENCE STROMAN(ds)
モダンジャズらしい一番安心して耳を傾けることができる、ハードバップスタイルの一級品だと思う。
でも、本作も虎の巻に掲載されなていない、地味だから。おそらく人知れず、そのまま、おいてけぼりに扱われるアルバムになるのだろう。そんな宿命を持つアルバムなのだ。世の中は名盤として後世に引き合いに出されるアルバムも多数あり、それは氷山の一角で、それ以上埋もれたままのアルバムがほとんどであるのが現実。でも本作をこの大多数に捨てておくには勿体ないな。
ライナーノーツから一部引用する。
彼は中々のエリートだった。しかし、結局ビッグスターにはなれなかった。何故か?
それは音楽的知識、テクニックもあった彼がその後、多くのファンを説得できるような強い個性を体得するに至らなかったから。彼の演奏を聞くと確かにソツは無いが、聴き手に迫ってくる圧倒的な存在感、個性、強い印象はあまり感じられない。
こんな感じで評価している。でも当時から50年の月日が流れた。仏教の50回忌でもないが、針を落とすと、自我を落とした気品を感ずるハードバップに仕立てている。良き時代の空気が詰まっている。
追伸、この人チャーリーパーカーともコルトレーンとも共演経験あり。ピアノのマシューズも良し。
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