今日の一盤(8253番ジャッキー・マクリーン)

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57年2月、バンゲルダー録音、A面・MCLEAN(as)WEBSTER YOUNG(tp)CURTIS FULLER(tb)GIL COGGINS(p)PAUL CHAMBERS(b)LOUIS HAYES(ds)57年8月、バンゲルダー録音、 B面・MCLEAN(as)MAL WALDRON(p)AUTHER phipps(p)ART TAYLOR(ds)虎の巻より
哀歓を込め切々と歌い上げるジャッキー・マクリーンは、まさに日本人好みのアルトサックス奏者だろうだろう。中でもこのアルバムはデイープなマクリーン聴きたちからひそかに支持されてきた隠れ名盤。聴き所はアナログ時代B面に収録されていた「エンブレイサブル・ユー」のしみじみとした味わいは絶品。ジャズ喫茶でこれがかかると場の空気が一変し、マニア同士ならではの濃密な交歓の気分が醸し出された。(後藤)・・・・引き続き、昨日と同じトップランクから出された児山紀芳先生(当時は日本語版ダウンビート編集長)執筆のライナーノーツから一部引用、
マクリーンは前期と後期という言葉で表現されよう。即ち56年から57年にかけてのプレステッジ時代を前期とし、それ以後58年他社に移ってからの彼を後期マクリーンと分けて私は考える。58年以降の彼を好機と考えるのはなぜか、それは僚友マル・ウォルドロンを失ったために直面したマクリーン自身の苦闘、即ちパーカー~ロリンズの影響から脱出せんとする彼がマルという絶対的な音楽的理解者を失って苦闘する姿がマクリーンにとって新しい試練といえるからなのである。・・・・

「STRANGE BLUES」7500番が本作と同じく、57年のまったく同じ日の2つのセッション。であった。それは80年代に出された日本盤であったが、聴き比べると、本作のトップランク社製の方が断然聴き良い。
A面のブルースも素晴らしい。1分位録音前のスタジオでの打ち合わせの会話が聞ける。リラックスしたムードで、この空気感の味わいも鑑賞の一つだろう。ジャケットの表情も良いな~
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