今日の一盤(8242番マル・ウォルドロン)

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59年3月、バンゲルダー録音、MAL WALDRON(p)ADDISON FARMER(b)AL HEATH(ds)虎の巻より
僕の知人でこれがマルの作品の中で一番好きだという方がいる。という事で改めて聞くと、好きな「ウイズ・ア・ソング・マイ・ハート」をやっている。ソニー・クラークにもあるが、まるで別物。マルのマルらしい技が随所に感じられて、これはと唸る。リー・モ^ガンで有名な「オ-ル・ザ・ウェイ」は、なんとアップテンポで演奏、まるで違う曲を演奏しているようだが、マルの独自性に感じ入った次第。(山本)
小生が所持しているのが日本盤で、故・岩浪洋三先生が執筆していて一部紹介します。
マルは60年代の後半になると、ヨーロッパで脚光を浴び、すっかり多作家の仲間入りをすることになる。特に日本では70年に来日してからは、ちょっとしたマルのブームを呼び、日本録音もいくつか生まれた。しかし、マルの場合はモンクと同じように、もともと孤高な人で、あまり賑やかな脚光を浴びると、こくが失うこともあって、どうも60年後半末からの演奏よりも、50年代のプレイの方がマル特有の本来の良さがあふれているのは多くの人が指摘する通りである。

僕も秋田・角館の伝承館でマルのライブに行った事がある。80年代であったと思う。当時マルは日本全国あちこちでライブを行っていた記憶がある。だから、ポピュラー過ぎて正直ありがたみが無かった。「レフト・アローン」のあの人だろう?または「アローン」というアルバムで孤高を売り物にするミュージシャン。・・・そして、その当時の演奏にマルで琴線を揺らす事はなかった。
今思う。それはずーっとプレステッジを番号順に追いかけして賞味して感ずること。上記で岩浪先生が指摘する通り、マルはプレステッジが良い。あと60年前半のヨーロッパ吹き込みも良いのがあるが。若い時の方が良い。
本作でのモールス信号奏法にグイグイ引っ張られるな~。ドラムも良い。トリオのチームワークも良い。すなわち名盤だ。
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