今日の一盤(8228番ダグ・ワトキンス)

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60年5月バンゲルダー録音、DOUG WATKINS(cello)YUSEF LATEEF(fll,oboe)HUGH LAWSON(p)HERMAN WRIGHT(b)LEX HAMPHRIES(ds)虎の巻より
ユセフ・ラテーフのフルートとオーボエをフィーチャーした名盤で、かってジャズ喫茶ではリクエストの多かったもの。それはやはり「コンフィッシン」とか「ソウルニク」のA面。「アイ・リメンバー・エイプリル」、「イマジネイション」のB面とまんべんなく聴かれた。ダグのチェロのソロ展開にユセフのフルートが追いかけてくるさまは、何となく独特の世界を構築している感があり、特にユセフのフルートはセクシーだ。(山本)
実はね、ワトキンスは僕の育ての親みたいなもんなんだ。
何故かというと、今から30年ほど前、この人のベースに惚れて、この人のアルバムを全部集めようと思ったのだ。ダグは28歳で命を落としているからアルバム数も膨大な数ではないはず。収集に燃えた。もちろんオリジナルにはこだわらない。でもこの人の足跡は時代がハードバップ全盛期で、しかもデトロイト出身、良き仲間、友人親戚(ポール・チェンバース)に囲まれ人脈に恵まれ、参加するセッションがことごとく内容充実で、大概が日本盤で復刻され、お蔭さまでほとんど短期間に手に入れる事ができた(69枚)。難しいのは、ヨーロッパに行った際のレア盤である。フランス(JEF・GILSON監修)のは入手できたが、ドイツでの私家録音は(スタンゲッツと共演)はまだである。
兎に角、彼が参加するアルバムに駄盤が無い。彼を評価する人脈を合わせて聞いている内どんどん情報が増えて、・・・こんな風にジャズの世界へ漬かって行ったのである。
僕が調べた限りにおいては、今日のアルバムがリーダー作としてはラストである。その後、サイドマンとしては12枚のセッションに参加した。1年半後の62年2月に居眠り運転による自動車事故にて逝去したのである。同乗者にローランド・ハナもいたらしいが、幸いであったらしい。ユセフ・ラテーフとは57年にもSAVOYで共演している、あ・う・んの呼吸で今作に向かったのは理解できる。
内容であるが、ユセフ・ラテーフカルテット+ダグ・ワトキンス(チェロ)という構成だが、カルテットの伴奏陣が素晴らしい。そんな土俵でダグは思いの丈を弦に刻んだのだった。聞けば聞くほど味が滲み出るアルバムだ。。手元におきたい。
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