今日の一盤(8234番ユセフ・ラテーフ)

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57年10月、バンゲルダー録音、YUSEF LATEEF(ts,fl,argol)WILBUR HARDEN(tp)HUGH LAWSON(p)HERMAN WRIGHT(b)FRANK GANT(ds)虎の巻より
「シーブリーズ」ではユセーフのオーボエが聴ける。「イエスタデイズ」もそう。オーボエが演奏されるレコードは、ハワ^ド・ラムゼイぐらいしか知らない人には新鮮でオリエンタル風ジャズの幕開けだ。「ドロボロス」ではフルート。ここではヒューローソンのピアノが素晴らしい。「イフ・ユー・クッド・ミー・ナウ」ではテナーを吹く。武骨なバラードが心にしみる。ユセフが39歳、SAVOYの後に録音された音源。(山本)
東京オリンピックのエンブレムが決まったようだ。白紙撤回にあった元候補は結局、盗作とは言わずとも、何かに似たような物という結末になったわけです。似るのはダメ、似ないであってこそオリジナル。
ジャズといっても、例えばハードバップといえばリズムその他、皆似ている音調だ。だからこそジャズであり、それで良い。でも異端児がいて、そこから別のルートが発展して行く事も神羅万象の理を表す。
57年、ユセフは8枚ものレコード吹き込みをしている。大半がSAVOYだが。そしてプレステッジへ、さらにはリバーサイド、インパルスへと人気ミュージシャンだったわけだ。オリエンタル調なモードとマルチ楽器奏者として有名になったわけ。
1920年生まれ、93歳まで生きた。1950年に30歳でイスラム教に改宗、彼のオリジナルな精神はコルトレーンにまで影響力があったという。高齢になって死ぬまで音楽の指導者的活躍をしていた、また社会からも認められ、色々な名誉を受けていたそうだ。
御託はこのくらいにして、イエスタデイズのオーボエを聞こうではないか。アドリブを追及するというより、作り上げられた音世界を鑑賞する。ウセフのオリジナルな世界を。
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