今日の一盤(8226番ジェローム・リチャードソン)

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熊本地震で被災に合われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

59年10月、バンゲルダー録音、JEROME RICHARDSON(ts,bs,fl)RICHARD WYANDS(p)GEORGE TUCKER(b)CHARLIE PERSIP(ds)虎の巻より
ジェローム・リチャードソンのワンホーンのカルテット。リズム陣は上記という布陣。テナー、バリトン、フルートを曲によって使い分けているが、個人的にはテナーのジェロームを確認できた。(山本)
上記、虎の巻は解説になっていない。小生のアルバムは91年に出された日本の復刻で星野秋男さんのライナーノーツを引用する。
このアルバムは今まで全く再発されなかった。何故ならテープを紛失していたから。しかし、必死の捜索で見つかり、30年ぶりに復刻できた。
ジェローム・リチャードソンは20年生まれでパーカー、ガレスピー、デックス等と同じベバップ第一世代だが、フレキシブルで時代に適合した柔軟性に富むミュージシャン。読譜力があり、ビッグバンド、スタジオワークでの活動が中心で自らのバンド活動は少ない。従ってリーダー作は少なく、またウェストコーストでの活動が中心で、そのせいか黒人のわりにその奏法は黒人特融なアーシーでファンキーなあくの強さがない。
日本にはクインシージョーンズ楽団、サドメル楽団、パーシー・ヒース楽団で68年、72年、73年に来日、またエラ、サラボーン、ペギーリー、ジュリーロンドンやステービー・ワンダー等のビッグアーチストの伴奏陣として世界中を駆け回り、さらにはテレビ、映画、ミュージカル、ラジオ、大学講師と精力的に活動し、進歩的なミュージシャンなのである。
・・・・・とま~こんな風な人物紹介がありました。そして最後のくだりには、彼はもう70歳になっているが、最近若い女性と再婚したそうだ、ウラヤマシイ話だと結んでいる。
日本の芸能人にもこの手はいっぱいいるな。そして若手ミュージシャンの理想とする形ではないだろうか。
そんなステータスを勝ち得たミュージシャンだと星野さんは讃えている。
だけどね、僕はあまのじゃくなのだろう、このノートを読んでジェロームに肩入れして聞く気になれない。いや、そういう邪心を捨てて聞いたつもりだが、ベースのジョージは良いとしてもジェロームのソロに格別反応する事も無いんだよな~。処世術のセンスとアートするセンスは別物だよね。
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僕の思い違いかもしれないけど、かなり以前のことだが、このレコード・ベタボメする評論家がおられたような・・・そのうち聴かせて下さい。
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