今日の一盤(8211番ハービーマン)

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58年2月、バンゲルダー録音、HERBIE MANN(fl)CHARLIE ROUSE(ts)MAL WALDORON(p)KENNY BURREL(g)GEORGE JOYNER(b)ART TAYLOR(ds) 虎の巻より
チャーリーラウズの参加に注目したい。プレステッジでの参加は少なくて、アート・テーラーの2作品、アート・ファーマー(7031番)ベニー・グリーン(7052番)くらいだ。ラウズのプレイを全て聴きたいなという人はここらで満足してほしい。「マイナー・グルーブ」はいかにもプレステッジらしさを感じて心地よい。ラウズ~マン~バレル~マルの順でホットでダウンツゥアースなソロが続く。(山本)
せっかくの虎の巻だけど、手抜きが目立つね。個人名と曲目での活字数が半分以上だ。要するにチャーリー・ラウズを聴く1枚だという事だろう。確かに主役のハービーの存在が薄い気がしないでもないが。それより後藤誠さんによるライナーノーツを紹介する。
 一般に名盤多しといわれているプレステッジ(ニュー・ジャズ)のアルバムの中には、一見しただけでは、イージーな発想作られたと思われるような「リーダーレス・セッション」が少なくない。ミュージシャンにしてみれば、ただのこずかい稼ぎのつもりでバンゲルダースタジオを訪れて「・・・じゃーブルースでもやってみるか」という次第で名演奏が次々と記録されていったのだろうか。筆者が思うにおそらくこの作品もそうした1枚ではなかったろうか。しかし早朝から夕方まで、アルバム数枚分のレコーデングを行った後、深夜はクラブへの出演というような生活を彼らは送っていた。50年末から60年代初頭にかけて、一流といわれるジャズミュージシャンには、この多忙を極めた生活が当たり前の事であったのだ。これらの作品は30年以上経過したというのに、彼らの熱気とオリジナリテイー豊かな創造意欲にあふれ、同時代に体験できなかった多くの愛好者に、そのテンションと、その演奏レベルの高さを訴えてくる。まったくレコードとは、実にありがたいものだ。
本日は以上です。ボリューム上げてもう一回聴こう。
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