今日の一盤(8208番マル・ウォルドロン)

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58年9月、バンゲルダー録音MAL WALDORON(p)ADDISON FARMER(b)KENNY DENNIS(ds)
虎の巻より
マルの4部作の最終作は前3作とは趣を変えてピアノトリオである。オリジナルにスタンダード、アップテンポのブルースにスローバラードと、様ようなスタイルが聞けて、ピアノトリオのショウケースな作品となっている。「レフト。アローン」の印象が強いせいか、情念といった言葉で語られることのあるマルだが、本作を聞くと、それにとどまらない卓越したミュージシャンであったことがよくわかる。(ラズウェル)
確かに「レフト・アローン」「オール・アローン」とか孤独・哀愁そういう人の影を照らす印象が強く、孤高のピアニストだと思っていた。なにか内面の深さを感じさせる、いつか腰を据えて対峙して鑑賞しようと思っていた僕にとってのマルである。
その時が来た。
ずーっとプレステッジを追っかけてわかった事は、彼が孤高だとか特殊的な存在でなく、プレステッジのハウスピアニストとして引っ張りだこの活躍をしていた事だ。とくに有名なジャムセッションのリズムj陣の中枢にいた。
そういう事実を踏まえると、孤高だとか肩ひじ張ったイメージで話に普通にバップジャズピアニストとして聴く。
でもやっぱり、スイングするばかりのピアノではない。ひと癖もふた癖も、灰汁を持った、聴きごたえのあるピアノ、飽きないのだ。
例えば前作のジョージ・ウオリントンだと非常に溌剌とハードバップしているんだが、数度聴くと飽きる。そういう派手さがない代わりに飽きないのだ。








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