今日の一盤(8205番ジェローム・リチャードソン)

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58年10月、バンゲルダー録音、JEROME RICHARDOSON(ts,fl)JIMMY CLEVELAND(tb)HANK JONES(p)KENNY BURREL(g)JOE BENJAMIN(ds)虎の巻より
ジェローム・リチャードソンはずいぶんと過小評価されてきた。マルチリード奏者という事で、はっきりと自分の個性を打ち出せていないと分析されている方もいる。しかしどうだ。この「キャラバン」でのフルートソロ。途中から俄然センスの良いソロを吹き始める。サヒブ・シハブ風だといってその筋では人気だそうだ。この1曲だけで、このソロだけで一気に表舞台に登場できる。(山本)
主役のジェロームソンの名前はあちこちのアルバムで見かけるが、これといった印象深いアルバムも記憶がない。活動記録を参照するとサド・メルとかクインシージョーンズのビッグバンドでの活動が主だったとある。要するに特徴はスコアに明るく、組織人としての協調性が長けていたと思われる。したがって飛び跳ねた演奏でなく枠に収まる事を良しとするのだろう。相棒のトロンボーン奏者のジミー・クリーブランドもビッグバンドでの仲間のようだ。どちらも渋い、玄人好みとも表現されよう。アドリブ的には可も無し、不可も無し、かもしれないが、セッションが58年、しかもバンゲルダー録音のプレステッジというレッテルでジャズ作品としては一級品だ。
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