今日の一盤(10013番バーナード・パーデイー)

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71年1月、バンゲルダー録音、BERNARD PURDIE(ds)TIPPY LASKIN(tp)CHARLIE BROWN,WARREN DANIELS(ts)HAROLD WHEELS(el-p)TED DUNBER(g)GORDON EDWARDS(el-b)NORMAN PRIDE(conga)
虎の巻より
個人的に最高のドラマーの一人。幾多のセッションでも有名である。そんな彼がプレステッジに2内のリーダー作を残す。本盤でのハイライトはジェームス・ブラウンのカバー「コールド・スウェット」で、最初から最後まで沸騰するほどのエネルギッシュな度ラニングがたまらない。タイトル曲も痛快に疾走するジャズファンクで最高のグルーブが聴ける。圧巻のプレイが詰まった傑作だ。(板橋)

当店には2セットのオーディオがある。上に20センチウーハーのスピーカーと地下に38センチ・ダブルウーハーのセットだ。日頃はほとんど上のカウンターでお客様とモダンジャズを聴いているが、地下は鑑賞会とかグループで来るお客様の際、使っている。
この頃プレステッジの10000代になって、上で聞く音感と、下で聞く音感と、音楽そのものが異なる風に感じて、おやっ?と思っていたのだが、今日その理由がわかった。
少なくても60年代までのモダンジャズは上のJBL LE8-Tで聞く音感で満足していた。質素で素朴で、必要最小限にツボにはまった音で僕にとっては十分であった。ベテランのオーディオ・ファンから「フナで始まってフナで終わる、こんな感じなんだよなLE-8Tは」こんな風に励まされたものだ。
しかし70年代の音源になって、どうも虎の巻の解説と小生の感性にズレを感ずる事が多くなった。僕は若干年取ったモダンジャズファンだし、虎の巻の解説者は若いから、と思っていたのだがここ2・3日のズレがはなはだしい、僕がコンナモノと感じたものが、絶賛されているのである。
こんな時、虎の巻はありがたい。素直に反面教師の御指南を仰いで、もう一度地下でボリュームを上げてヒアリングしたら、なるほど、板橋さんの言わんとするところが理解できたのであった。
エレキ・ベースである。ゴードン・エドワーズのブンブン唸るエレキベースで俄然、音楽全体がいきり立つ。生まれ変わるというか、生き返るというか、躍動感が違って感ずるのだ。70年代ロックの煽りで音のボリュームが大事になったのであろう。
正直、今日のアルバムにジャズ味はほとんど感じられない。ただドラマー志願者には教則本的になる本盤だと思うし、現代の腕達者なドラマーには余り感じないソウルを感ずるドラミングであると思う。
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