訃報  フィル・ウッズ 逝く


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しばらく復刻版が続いて、今日のアルバムはヒシトリカルシリーズで古い録音だが未発表曲集である。2つのセッションから、
①54年8月JIMMY・RANEY(g)PHILL・WOODS(as)JOHN・WILSON(tp)BILL・CROW(b)JOE・MORELLO(ds)
②59年5月WOODS(as)HOWARD・MCGHEE(tp)DICK・HYMAN(p)TEDDY・KOTIC(b)ROY・HAYES(ds)
いずれも見覚えのあるミュージシャンの名前がずらーっとある。
でもどうして、これだけ魅力のあるミュージシャンに囲まれて当時にリリースされなかったのだろう?と、ふと思う。
僕の推量だが内容だと思う。一口に言って「花」が感じられないのだ。だから当時発売はオミットになったが、未発表のままはもったいない、ドン・シュリッテンが再発に尽力したのだと思う。
さて内容だが白人色に染まったハードバップジャズだ。ピリッとした雰囲気なのだが、グイグイ吸いこまれるほどのスイング感はちょっと足らないのでは。
当時はハードバップが昇り竜の如く活性されるているのだが、黒人によるブルース感性が加わる事で極上のジャズとなっていた。
そんな中では、やはり物足りない。パシフィックというウェストコーストジャズの世界が白人色が濃いレーベルだが、プレステッジというレーベルはブルースの香りが売りのレーベルなのだから仕方あるまい。
総じてベースが今イチだ。ビル・クロウ、テデイ・コテック共、後に活躍する人なのだが、ここではまだ若い演奏なのだ。
ポール・チェンバースとかダグ・ワトキンスだったら、と思い、彼らの偉大さを思い知らされるのだった。

今年8月23日にアップしたものです。

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