今日の一盤(7737番ソニー・フィリップス)

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虎の巻より
彼の名もプレステッジオルガン史に強く刻まれている。ピアニストとしても知れられているソニーのデビュー作だ。パワーとファンクで押し切るというよりは、ピアノ的なタッチも用いながらデリケートに、しっとりとソウルw表現するタイプといえばいいか。ルイ・ジョーダンのバンドでも活躍したボブ・ブシュネルが弾くエレクトリックベースとのコンビネーションも実にタイトでいい。(原田)
69年10月、バンゲルダー録音、SONNY・FHILLIPS(org)HOUSTON・PERSON(ts)JOE・JONES(g)BOB・BUSHNELL(b)BERNARD・PURDIE(原田)
殊勝にもネクタイをしている。こんなソウル・ジャズ・ミュージシャン見た事ない。そして「OLEO」というマイルスとかロリンズが演奏しているジャズスタンダードも奏でる。ジャズに片足を入れているソウル・オルガン奏者なのだ。その分、右手はアドリブを歌心でころがしており、僕は好みだ。ここの所良く出てくるドラマー、ギタリスト、等スター選手に囲まれてのアルバムなので乗りの良さは保証書付きである。
今日はお客様と話している内、マイルスの「イン・ナ・シレント・ウェー」を聴いた。1969年2月の作であった。このアルバムと同じ年だが、半年近く古いのだ。やっぱりマイルスはその当時の先駆者的なサウンドを作っていると思った。そして当時の世界中のジャズファンをとりこにしていたわけだが、はたしてソウルジャズとマイルス等の主流派とは、どちらが多くレコードセールスしたものだろうか?日本では文句なくマイルスの方だと思うが、アメリカではわからない。アメリカの歌謡曲という解釈だと大衆支持でソウルだろうか?・・・・どうでも良いじゃないか、しょうが無い事を考えている。
当てつけがましく恐縮だが、マイルスに話題をさらわれた。こんな風に主役に収まりきれない人物というのが、いつの世にも存在するが、今日の主役ソニー・フィリップもそうだろう。脇役が似合う男で結構。
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