今日の一盤(7732番タル・ファーロー)

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虎の巻より
‘オクトパス‘と呼ばれた神業の持ち主、タル・ファーローが10数年ぶりに発表したリーダー作。50年代半ば、エデイ・コスタらとプレイしていた頃の、聴いていて怖くなる様な切れ味は減じてしまったが、それでも瞬間瞬間に「ああ、このフレーズ、このリズム感、やっぱりタルは最高峰だなー」と思わずにはいられない所は点在し、より衰えてしまった70年代以降のアルバムよりは安心して楽しめる。やっぱりタルはいい!(原田)
69年9月、ダンフォート・グリフィス録音、TAL・FARLOW(g)JOHN・SCULLY(p)JACK・SIX(b)ALAN・DAWSON(ds)
タルは指先が饒舌だ。早弾きtもいうおだろうか、とにかくメロディーを細かく爪弾く。だからギタリストにとっては目標とされると思う。いわゆる、プレーヤーズ・プレーヤーだろう。その演奏は有無を言わせずといった塩梅だと思う。そういった気配が10数年前のバーブ時代は感じられた。しかし今日のアルバムは何か物足らない。タウ自身の活力が衰えた事もあるだろうが、どうも、ベースとピアノの力量不足が大きいのではないか。昔はエデイー・コスタという鬼才と共演していた。
それにしても、寂しいな、早や弾きが年を経て指が回らなくなり、魅力を失うとは。テクニックでは無い世界、旋律をシンプルになぞっただけで絵になったコルトレーンは偉大なり。
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