今日の一盤(7603番チャールス・マクファーソン)

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虎の巻に取り扱い無し
68年8月、リチャード・アルダーソン録音、CHARLES・MACPHERSON(as)CEDER・WALTON(p)PAT・MARTENO(g)NASIR・HAFIZ(vibes)WALTER・BOOKER(b)BILLY・HIGGINS(ds) produced・DON・SCHLITTEN
昨日のアルバム(リチャード・ホームス)はベースがベン・タッカー、重いベースのリズムがブンブンと響き、非常にノリの良いアルバムだった。録音技師がルデイー・バンゲルダー、さすがだなーと思う。何が良いかと僕なりに感ずるのは、まず一つはバンドの音がコンパクトに真ん中に集まっている、隣同士ピレーヤーが肩が触れ合うそばに立っている事が感じられる事だと思う。そして重厚なベースの音をバンド全体の芯として捉えている。更にドラムの音と全体とのバランスが良い。
その感性は50年代前後のモノラル時代に培われたのだろう。プレステッジを支えたハードバップのジャムセッション、当時のジャズマンは皆、優秀な実力者だから、マイクロホンをドンと置いてバランスに集中させる事が功を奏したのではないか。
方や、今日のアルバムである。技師はリチャードさん、60年代になって録音をまかせられるようになった人だが、時代がステレオへと進化しているので、当然ステレオ録音に向き合っている。
その結果だが、よろしくない。楽器が左右上下に分散している。右からドラムとサックス、左からピアノとギターが聞こえる。
広いスタジオで録音したんだと察するが、迫力が減退する。そしてベースが弱い、か細い。
バンゲルダーのを10とすればリチャードは6程度の評価だな~。アルバムの印象が聴く前から過小になってしまった。
ジャズを聴くならハードバップ、そして黄金時代が50・60年代と言われるが、録音と大いに関係が有るのではないか。
ズバリ言うと、ジャズ(ハードバップ)にはモノラルが相性抜群と言う事になる。
今日のアルバムプロデユーサーはドン・シュリッテンでプレステッジのソウル路線全盛時代にバップに方向転換させたバップ好きな人で、やがて70年になりプレステッジを離れ、自らザナドゥというレーベルを興した。だがね、僕もザナドゥを少しは聴いているが、スーパーなアルバムはあるのかな?やはり録音に関係有りと思うのだ。
ちょっと演奏以外で酷評な意見になりましたが、それも今(現代)になったから言える事で当時はステレオの左右分離に感動したと思います。
内容だがマクファーソンの独壇場「LUSH LIFE」と「I SHOULD CARE」これは録音に関係なく良い。
ジャケットデザインも良いね~誰が手掛けたかと思ったら、ドン・シュリッテンだ。ここの所、鮮やかなジャケットが続いているが、ドンさんのかな。
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No title

 プレステイッジにはこんな珍しいレコードもあったんですか!(尤も最近になるにつれ、殆どが珍しいですけど・・・)
 しかも僕お気に入りの「I SHOULD CARE」収録とはうれしいではあ~りませんか!体調と相談しながら折りを見て伺いたいと思います。

 先日の鑑賞会で急きょお借りしたバド・パウエルのロイヤル・ルーストSP盤「I SHOULD CARE」収録のレコード番号お知らせ下さい。「I SHOULD CARE」はA面ですか、B面ですか?もう、1曲は何でしたか?
 
 何れにしてもバド・パウエルの「I SHOULD CARE」は、いつ、なんどき、何回聴いても良いですね。頗る付き名演の代表的見本!’47年という年代に於いて、あのような桃源郷へと誘える究極のバラードを演じ切るなんて・・・彼の実力を認めたミューズの女神が乗り移ったんですよ、きっと・・・

Re: No title

>  プレステイッジにはこんな珍しいレコードもあったんですか!(尤も最近になるにつれ、殆どが珍しいですけど・・・)
>  しかも僕お気に入りの「I SHOULD CARE」収録とはうれしいではあ~りませんか!体調と相談しながら折りを見て伺いたいと思います。
>
>  先日の鑑賞会で急きょお借りしたバド・パウエルのロイヤル・ルーストSP盤「I SHOULD CARE」収録のレコード番号お知らせ下さい。「I SHOULD CARE」はA面ですか、B面ですか?もう、1曲は何でしたか?
>  
暑中お見舞い申し上げます。
A面、アイシュド・・は2994番です。B面は「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」
という曲せ2997番が記されております。
涼むにどうぞ。

No title

バド・パウエルのロイヤル・ルーストSP盤「I SHOULD CARE」収録レコード番号情報の御提供どうもありがとうございました。

Re: No title

> バド・パウエルのロイヤル・ルーストSP盤「I SHOULD CARE」収録レコード番号情報の御提供どうもありがとうございました。
こんばんわ。お暑いですね。それなりに所持しているのにターンテーブルに乗らないミュージシャンの筆頭がオスカー・ピーターソンです。ではバト・パウエルは?と問われれば、それも滅多にかかりません。
これではならん、そういう思いの日々です。

No title

バト・パウエルは結構好きでちょこっとですけど集めました・・・
いつか、特集やれたらいいかなと思っております。
尚、繰り返しになり恐縮ですが8月9日の第36回鑑賞会プログラムはメール(非公開コメント)でお伝えした通りです。

因みに9月の第37回鑑賞会は、かねてから寄せられておりました御常連Oさんのリクエスト(クリフォード・ブラウン或いはスコット・ラファロ)を中心に行いたいと思います。

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