今日の一番(7519番シダー・ウォルトン)

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虎の巻より
元ジャズメッセンジャーズのピアニストが、33歳にして初めて吹き込んだリーダー作。曲によってトリオ、カルテット、クインテットと編成を変えているが、選曲、演奏、アレンジ、いずれも実に趣味がいい。激動の1967年のレコーデイングにしては驚くほど穏やかで地味なサウンドだが、ウォリントンのピアノタッチにはコクとコシがあり、ドーハムとクックを起用するセンスにもうれしくなってしまう。(原田)
67年7月リヤード・アルダーソン録音、CEDAR・WALTON(p)KENNY・DORHAM(tp)JUNIOR・COOK(ts)LEROY・VINNEGAR(b)BILLY・HIGGINS(ds)
久しぶりに重量感のある気合の入ったアルバムに当った。重量感という意味は後期コルトレーンのようなスピリチャルというのではなく、選曲、演奏、アレンジが本格的という意味だ。この辺りのソウルジャズアルバムはスタンダード4曲にオリジナル2曲というバランスが当たり前であったが、ここではオリジナル4曲とスタンダード2曲となる。どのオリジナルもシダー節がたっぷり聞ける。良いテナーだなと思ったらジュニア・クックだった。
シダーとは英語で杉だが、ジャケットの写真は木目から判断して杉とは思わない。年輪の幅から推察して南の国の大木ではないだろうか?33歳にして満を持して出されたアルバムだが、この頃シダーはプレステッジのメインストリームジャズのアルバムにちょくちょく顔を出す。お楽しみはこれからだ。
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