今日の一盤(7518番テデイー・エドワーズ)

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虎の巻から
西海岸モダンジャズの雄がニューヨークで吹き込んだ1枚。とんでもなく領域が広いとか、信じられない様な超絶技巧を誇るわけではないが、テナーサックスが通常出せる領域で、ここまで良く歌うソロをじっくり楽しませる奏者は実に得難い。プロデューサーのドンシュリッテンもそんなエドワーズの実直さ、堅実さに惹かれたのだろう。僕にとって「ブラジリアン・スカイズ」は「リカード・ボサ・ノバ」に匹敵する。(原田)
66年12月バンゲルダー録音。エドワーズ(ts)WALTER・DAVIS・JR(p)PHIL・ORLANDO(g)PAUL・CHAMBERS(b)BILLY・HIGGINS(ds)MONTEGO・JOE(conga/bongo)
実直・堅実なテナー奏者と来た。・・・確かに。この頃、プレステッジの看板サックス奏者はウイルス・ジャクソンとかヒューストン・パーソン、あるいはレッド・ホラウェイ等ソウルジャズミュージシャンであったが、このエドワーズさんは格が違う。50年代初頭クリフォード・ブラウンとの共演もあったし、その頃のバップ概念をそのまま踏襲しているし、ぶれていない。それがどんな結果で音に現れるかというと、スローバラードやミドルテンポの歌曲の表現力が実に味わい深くなるのだ。今日のアルバムでの「BUT BEAUTIFUL」というスタンダードは極上だ。淡々とメロディーを奏でる。ただそれだけなのに、惹き込まれる。サックス奏者の格というものだと思う。
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