今日の一盤(7516番スタン・ゲッツ)

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虎の巻から
ゲッツがボサノバ路線で大成功を収めていた時に、突如リリースされた49~50年のビンテージ録音。ジャケットにもゲッツの姿が大きく登場しているが、これはセールス上の作戦だろう。枯葉3分の2にしか参加しておらず、全編にわたって快調なプレイを繰り広げているのはピアニストのアル・ヘイグだ。とくにトリオ編成による4曲が、ここで初LP化されたことは快挙というしかない。(原田)
時は今から30年前、1980年代にフュージョンというのが流行った。その頃が僕が一番ジャズを聴かなかった時代だ。ところが寺島靖国さんという吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」の店主が書いた(辛口ジャズノート)という本を読んでから、またジャズに夢中になった。彼はアル・ヘイグを絶賛していた。それに感化してからウェストコーストジャズ・パシフィックジャズ等へと幅広くジャズを聴くようになり、またレコード収拾に狂いだしたのである。
アル・ヘイグはバップジャズピアニストであるが、やはり白人のセンスだな、と思う。黒人が持つタメとかブルースセンスではなしに、スイングセンスとリリシズムで勝負するピアニストだろう。歴史的なアルバムは?と問われると疑問なのだけど、カリスマ性を感じる人だ。そしてこの人のピアノにはコーヒーが似合う。
現代のミュージシャンに天才を見出せない。それは僕の視野が狭いのだから仕方がないのだが、ジャズの古典にはいっぱい天才がいた。スタン・ゲッツもその1人。今日のアルバムでゲッツが吹く「INTOIT」という曲、ラズウェル細木流で言えば、クーたまらん!
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