今日の一盤(7445番ジーン・アモンズ)

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アカデミー賞の季節とかで、最近BSテレビでも過去の綬章に因む映画が放映されている。昨日は「暴力脱獄」(67年作)という刑務所が舞台でポール・ニューマン主演の映画があった。過去にもテレビで時々放映されていて見ている。内容は公共物破損の罪で服役した主役が刑務所の規制に反発し脱獄を繰り返し、最後は命を亡くすというもの。以前見たのは30年位前か?
相当忘却していたが記憶に残っていたシーンもあった。それはタマゴを1時間に50個食う事、そして脱獄シーンが記憶に残っていた。
久しぶりのこの映画、過去とは違った感銘を受けた。主人公は規制という枠になじめなくて反発する仕方の無い人間なのだが、ラストシーンで神よ、どうして負けカードばかりつかまえさせるんだ!と嘆く。・・・このくだりが現代の問題とダブってしょうがない。いわゆる資本主義の抱える問題、格差だ。負け社会で生まれた人は何処まで行っても負けという意識。古今東西、古の昔から存在する人間社会の永遠のテーマであろう。
アメリカ社会でも人種差別という大きな問題を引きずっている。
毎日ジャズを聴いている僕が思う事だが、今まで大騒動が起こらなかったのは教会の存在があったのでは。教会音楽、ジャズ・ブルースがフラストレーションのガス抜きに役だっていたと考えるが如何であろう。
中東の世界で音楽のガス抜きはあるのか?
因みに、この映画の音楽担当はジャズ界でも有名な、ラロ・シフリン。ジャズは流れなかったが、カントリーミュージックを効果的に使っていた。
閑話休題、もう一人の今日の主役はジーン・アモンズ。
このアルバムが出たのは66年だろう。この時アモンズは10年の服役で刑務所の中だった。ポール・ニューマンと同じような服役作業(肉体労働)していたのだろうか?アモンズは69年秋、服役を終えて再びプレステッジからアルバムを出す。(7739番)楽しみだなー。何しろ服役中の60年代は音楽世界が大きく動いた時代であった。新しいモードにどのように融け込むのか?
今日のアルバムは61年10月、2つのセッションから。WALTER・BISHOP・JR(p)PATTI・BOWN(p)ART・DAVIS(b)GEORGE・DUVIVIER(b)ART・TAYLOR(ds)からなるワンホーンカルテット。アモンズの全盛期、歌心満載な好アルバム。
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