今日の一盤(7397番ジャッキー・バイアード)

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虎の巻から
ニュージャズへ2枚のリーダー作を吹き込んだバイアードがプレステッジに移ってリリースした第3作で、トリオとクインテットの演奏を収めている。タイトル曲はハービ・ニコルスに捧げて書かれた彼のオリジナル。他にダンス舞台の為に造られた「ヨーロピアン・エピソード」などが面白.い。(岡崎)

「おとなしいバイアードだね。」入店しカウンター席に着席するなり、その老人は言った。
昼下がり、開店間も無い時間帯はラジオを聴いている時間がある。NHKAMの午後のマリアージュは結構面白いし、FMのクラシックをバックグラウンドで流している事もある。当店はジャズの店だからジャズミュージックを流して何ぼというのは当然だが、まー、お客さんの少ない事、無人の店内では正直ジャズをひっきりなしに掛ける気になれない。もちろん、1人で聴いている時間もあるが、ラジオの時間もある。
その時は今日のブログのため、画像のアルバムを聴いていたのだ。
老人が言われる通り、バイアードはミンガス達との共演でも有名、反骨精神豊富でパワーあふれる印象が強いのであるが、このアルバムでは比較的オーソドックスな4ビートジャズピアノを聴かせてくれる。なかなか良い。(録音64年5月)

さて、紹介した老人だが当店では最年長の80を過ぎたお客様。うれしい事に、時々来てくれる。
80を過ぎたお年寄りがジャズ喫茶を利用するなんて、とってもかっこ良い光景なんだけど、それもそのはず、この老人ただ者ではない。年期が入ったジャズファン、いやジャズレジェンドという名に価するお方なのだ。

例えば東京の大学時代はJATPの東京ライブにも、ジャズメッセンジャーズの初回来日公演にも行っているし、日本ジャズ創生期をリアルタイムで体験しているお方なのです。その方のお話を聴くのを楽しみにしているのですが、面白いお話、少しだけ紹介します。
仙台にカウントという有名なジャズ喫茶店がありますが、その創設者(故人)とは幼馴染であったそうで、ジャズ友でもあった。自分はどちらかというと黒人のジャズが好き、相方はジミー・ジェフリー(先日新聞にて逝去の報)のような白人ジャズが好み。相方がジャズ喫茶を開店するんで、相当レコードを寄贈(貸すつもりが)する事となった。オーデイオについては一関のベーシーに相談したらしい。そこでの談合でカウントという店名が決まったそうだ。
秋田に「モナミ」という、これも有名なジャズ喫茶があったのだが、そこのマスターが家に時々来て、その際はいっしょに徹夜で聴いたもんだ。・・・・等々秋田のジャズ文化を語れるレジェンドなのでした。
そのお方はレコードコレクターでもあり、高価なオリジナルを相当お持ちです。
レコード談議の事、トラジションというレーベル収拾にはこだわった。このレーベルにはノートが付随して、その有る、無しが問題、なかんずくダグ・ワトキンスの「アット・ラージ」というアルバムを語る際には瞳がキラッと輝きました。

正月中は風邪をひいて大事を取って入院していたそうです。3日前退院したとの事。解放され自由な空気を吸いたかったんでしょう。今日がジャズ初日とか。毎年、正月の一発目はコルトレーンの「至上の愛」をかけてスタートするそうです。そんな辛口ジャズがお好みであり、ブルーノートのオーネット・コールマン「NEW YORK IS NOW」等も聞かれました。
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