今日の一盤(7369番ジーン・アモンズ)

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今週水曜日にBSテレビで「キャバレー」という1972年角川春樹監督の邦画が放映された。ハードボイルドなやくざ映画で、舞台の大半が横浜にあるキャバレー、そこではジャズバンド(カルテット)の生演奏に合わせて客はホステスとダンスを興ずる。主役は小さな組の親分とアルトサックスを吹く学生だが、ヤクザの話はさておいて、その学生は学校のジャズ研では飽き足らず、プロのジャズミュージシャンになりたい。しかし力が付くほど、自分の才能に疑問を持ち、それ以上なるにはアメリカのジャズマンがそうであったように麻薬とか人生の修羅場をくぐらないと表現できないのか?と悩みつつ夢を追っている。マル・ウルドロン作曲の「レフト・アローン」が何度もかかる。それはヤクザの親分がそっちゅうリクエストするからだ。10回近くかかったか?兎に角場面場面で「レフト・アローン」だからこの映画の雰囲気を否が応でもブルーに仕立てている。如何にもハードボイルドというか、裏寂しい、場末のバーの雰囲気を煽る。そして「レフト・アローン」を聴くにはバーボンウイスキーをセットにしている。角川監督がジャズのカラーを映画に反映させたものだ。
この話を持ち出したのは、この映画を見た後、今日のこのジーン・アモンズのアルバムを聞いたら、まさに、映画のキャバレーで表現したかったムードとピッタリ一致したからだ。ジーン・アモンズ程ハードボイルドなジャズマンはおるまい。
アモンズは62年に麻薬で刑務所に入り10年服役する。このアルバムが出されたのは65年頃だろう。60年と62年の2つのセッションからの未発表曲で構成されているが、彼の絶頂期が収められている。
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