今日の一盤(7365番ラッキー・トンプソン)

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虎の巻から
スイング時代からモダンなプレイまでをこなすベテランのラッキー・トンプソン。50年代の後半にパリに渡っていたトンプソンがアメリカに戻った機会をとらえて吹き込まれたリーダー作である。テナーだけでなく4曲でソプラノを吹いていて、そのソプラノによる「イン・ナ・センチメンタル・ムード」が名演。同じ頃に吹き込まれたコルトレーンの演奏と双璧をなすものだろう。ハンクの趣味の良いピアノ・タッチも光っている。(岡崎)
64年9月録音。HANK・JONES(p)RICHARD・DAVIS(b)CONNIE・KAY(ds)
マイルスの「WALKIN」にも参加していた。それが54年。スイング時代からバップ・ハードバップ時代へと時が流れる、渡し守的な存在というか、パーカー派かというと、そうでもないし、古めかしいスタイルの奏法でもない。彼独自な一匹狼的な存在か。履歴を見たら50年から70年の20年間はアメリカとヨーロッパでしっかりと活躍している。大学でも先生をしていた。それが晩年はホームレス状態であり、世捨て人として浮浪な生きざまだったという。そういう生き方をしたアーチストだと聴き方にも力が入る。腕組みしてじっと聞き入る。スローな曲をメロデイー主体で聴かせる。ベテランの力だ。
パーカー派を悪く言うのではないが、パーカーに毒されない凛とした自分のオリジナリ性を感ずる。品を感じる。
1924年~2005年 男トンプソン波乱万丈な人生。
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