今日の一盤(7228番ジーン・アモンズ&ジャック・マクダフ)

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メンバー紹介から、主役の2人の他、HAROLD・VICK(ts)EDDIE・DIEHI(g)JOE・DUKES(ds)のクインテットであるが、基本的には2テナーのバトルアルバムである。アモンズはソニーステットやデキスターゴードンともテナーバトルアルバムを出しているように、バトルがお好きなようだ。要は迫力、アーシーさを強調したいのだろう。
ちょっとアモンズの事を紹介したい。生い立ちは1925年~74年8月6日、彼の父はアルバート・アモンズといって、その昔オルガンでジャズを興した有名なミュージシャンだ。ジャズミュージシャンとしてエリートコースを進む。若くして、ビリーエクスタイン楽団とかウデーハーマン楽団に在籍して学んだ。以来、ジャズを黒人社会の中に広め、黒人ミュージシャンの地位を高めた事が彼の功績になるんだと思う。すなわちモダンジャズをR&Bのモードへと敷居を下げたソウルジャズを導いた。ニックネームはBOSS。画像左の人物のドスの効いた面構え!
バックにピアノを配すればパーカー派的なモダンジャズの世界で演奏するが、オルガンだとソウルジャズだ。アーシーでありブルージーである。そんな世界に☆がいくつ?なんて考えるのは野暮というものだろう。8月のくそ暑い昼下がり、ボーと外の景色を見ながら、オルガンジャズに浸って聴いている。
アモンズは麻薬で2度にわたり延10年刑務所に入っている。①58年から60年②62年から69年
今日のアルバムは62年1月の吹き込みである。それから5月まで2,3枚吹き込みをしているが、その後は69年「BOSS IS BACK」というアルバムまで待たねばならない。1度前歴が付いたら社会から抹殺される日本の社会では考えられない、あちらの世界。間口の大きさがソウルフルな音楽を育んでいるのだろう。
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