今日の一盤(7201番ジーン・アモンズ)

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アモンズ8枚目のアルバムである。7132番と同じ日のセッション。
今は1961年であって、(タイムスリップしている)本日のアルバムの録音月日は58年1月3日、しかもお得意のプレステッジらしいジャムセッションである。すなわち3年前の吹き込みなのだ。
この3年は多大なるジャズミュージックの進化があったものだと思う。何故なら今日のアルバムのサウンドがが古く感じたからだ。学生時代、東京に住んだ。盆と正月は帰郷したものだが、その際の故郷の味に似ている。なつかしい、優しく包む空気。自分は時代の最先端の都会で多少は都会的センスに染まり、田舎を見降ろしていた。しかし、親の顔を見たとたん昔の我にすぐ戻る。甘えがあったのだろうな。故郷は己の原点があり、己のオリジナリティーがリセットされる場所である。原点復帰とは人間、必要なんだなー。
そんな観念を持って聴いた。するとどうだろう?ベースのジョージ・ジョイナーのシンプルにして単純なウォーキングベースが耳を捕えて離れない。チェンバースとかワトキンスとかハードバップの申し子ベースマンを主として聴いていたが、それに比して、技量に物足りなさを感じていたものだが、耳の垢を取りさらった気分で聴いたとでも言うか、感じ方一つで鑑賞は変わる。シンプル極まりないベースが実に良くグループを乗せているのだ。ジェロームのフルート、アモンズとクニシエットののテナー、コルトレーンのアルト、そしてペッパーアダムスのバリトンが頑張っている。
全員、屈託なく、スイングしている。ブルースしている。
これぞプレステッジ!
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