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今日の一盤(7766番ブーガルー・ジョー・ジョーンズ)

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70年2月バンゲルダー録音、JOE JONES(g)RUSTY BRYANT(ts)CHARLES EARLAND(org)JIMMY LEWIS(e-b)BERMARD PURDIE(ds)
虎の巻より
どこまで太く、濃くなっていくのか、溺れそうになるほど溢れるソウル、窒息しそうになるほど密度の濃いエモーションが充満したブーガルー・ジョーの大傑作。ペンタトニックスケールを中心にしたアドリブは冴えわたり、バーナード・パーデイーのドラムスは快刀乱麻の切れ味。ジェイムス:ブラウン「アイ・キャント・スタンド・マイセルフ」を下敷きにした「ブラウンズ・バッグ」は必殺もの。(原田)

上記の通、り内容は太鼓判の保証付きだ。「thing aint what they used to be」と「let it be me」の2曲スタンダードにもジョーンズ節に唸ってしまう。
画像を見てもらいたい、ブ^ーガルーなんて、ずいぶん愛嬌のあるニッケネームを授かったジョーンズだが、画像に関する限り、本人は背広とネクタイをびしっと決めている。
今日のアルバムはジョーンズにとって快心の作であるが、御覧のように、本気モードでは服装も、それなりになるんだろう。
ジャズのレコードジャケットを見て、ネクタイを締めていたら名盤の確立が高い。
もう一度画像をご覧ください。BILL JOHNSONというサインがある。たぶん購入者のそれだろう。70年6月とも記載されている。購入した日時だと思う。録音月日が70年2月だから、それから商品化するまで、しばしの時間を要する事を推察すれば、購入者のジョンソンさんは新譜として買ったんだろう。このレコードは傷一つ無く、心地よく聴ける。
45年の月日が流れた。ジョンソンさんは生きているだろうか?時空を超え、はるかかなたの地で当時のバンゲルダースタジオの音楽が再現される。


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