今日の一盤(リバーサイド347番デイック・モーガン)

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60年10月、レイ・ファウラー録音、ケン・デアドフ デザイン、DICK MORGAN(p)KETTER BETTS(b)BERTELL KNOX(ds)オスカー・ピーターソンのスイングに通ずるダイナミックなノリ、バド・パウエル系な右手の転がし方、そんなジャズピアノの楽しさを表現する力を持ち合わせているモーガンだが、本作はリバーサイドの2枚目。「ラブ・フォー・セール」「リル・ダーリン」等スタンダード6曲とブルージーなオリジナル2曲を、ベースの名手キター・ベッツの好伴奏に支えられて内容は良い。地味だが隅に置けない。
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今日の一盤(346番レニー・マクブラウン)

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60年10月、ウオーリー・ハイダー録音、ケン・デアドフ デザイン、LENNY MCBROWNE(ds)DONALD SLEET(tp)DANIEL JACKSON(ts)TERRY THOTTER(p)JIMMY BOND(b)
レニー・マクブラウンとTHE FOUR SOULSというグループ名で西海岸で活躍したという。キャノンボール営業部長の眼にかかりリバーサイドというジャズ名門レーベルに本作が生まれた。このグループで作られたアルバムは2枚だけというが、その内の1枚だ。
ケン・デアドフのデザインが素敵だ。モデルの様なマクブラウンのカッコよさ、右の活字プリントと色彩デザイン。
キャノンボール営業部長は60年10月、サンフランシスコ辺りで大変忙しかった。
10月11日349番、11日、12日342番、13日本作346番、14日345番、16日344番、と、この週は連日の吹き込みに追われている。ちなみにこの辺りでお隣のブルーノートとプレステッジは、どんなアルバムが吹き込まれているかな?と調べたが、該当なし。この週はジャズの神様がアメリカ西海岸に舞い降りていたようだ。
話は変わって大相撲。横綱の優勝争いが話題の今場所だが、僕の眼は琴奨菊。ひょっとして今場所が見納めかもしれない。全身サポーターだらけの満身創痍の体で、最後の気力を振り絞って、ガツンと当たり、がぶっと寄って、土俵際、逆転のどんでん返し。連日こんな潔い負けっぷりを披露している。九州男児の最後の散り際、見せ所か。
しかし、この琴奨菊、1年前よくぞ優勝したものだ。この優勝で、カド番がどうのこうの言われても、この人は一生記録に残る力士になった。まさにその時の場所は相撲の神様が味方にしたのだろう。
本作だが、リバーサイドのこの1枚で、このグループも歴史に残った。内容は可も無し不可もなし、オーソドックスなハードバップなのだが、神が降りていた、その時の空気が詰まっている。

今日の一盤(345番ベブ・ケリー)

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60年10月、ウオーリー・ハイダー録音、ケン・デアドフ デザイン、BEV KELLY(vo)PONY POINDEXTER(as)FLIP NUNES(p)JOHNNY ALLEN(b)TONY JOHNSON(ds)
ベブ・ケリーさん、328番に続く2作目、ライブである。
「マイ・シューリッシュ・ハート」「ナイト・&デイ」他全曲、聞き覚えのあるスタンダードであり、とても親しみを持てる本作だ。
何しろ、ベブさんのセンスはジャージーでかっこいい、アニタ・オデイ似。手元近くに置きたいアルバム。

今日の一盤(リバーサイ344番キャノンボール・アダレー)

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60年10月、ウオリー・ハイダー、ジャック・マシューズ録音、ケン・デアドフ デザイン、CANNONBALL ADDERLEY(as)NAT ADDERRLEY(tp)VICTOR FELDMAN(p)SAM JONES(b)LOUIS HAYES(ds)
49年に生まれたサンフランシスコのライブハウス「ライトハウス」であるが、調べたら様々なジャズミュージシャンのライブアルバムが出されていた。例えばブルーノートではリー・モーガン、エルビン・ジョーンズ、3サウンズ、パシフィックではクルセイダーズ、プレステッジではチャールス・アーランドであり、リバーサイドでは本作のアーダレーが有名となろう。
正直、僕は個人的な嗜好でアダレー兄弟に琴線を揺らされた試しがない。スイング、ファンキーは認めるが、もっとアーシーな泥臭さとブルースフィーリング、歌心を期待したい。本作でのリズム陣は頑張っていて、さすがの出来なのだし、ノリは伝わってくるのだが。
今週はライトハウスのライブ盤を楽しもうかな。

今日の一盤(リバーサイド343番バド・ジョンソン)

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60年8月、9月、レイ・ファウラー、ジャック・マシューズ録音、ケン・デアドフ デザイン、BUⅮⅮ JOHNSON(ts)TOMMY FLANAGAN(p)JIMMY JONES(b)JOE BENJAMIN(b)HERB LOVELLE(ds)他 画像参照されたし。
バド・ジョンソンは1910年生まれ(1984年逝去)だから60年当時は50歳。今でこそ、まだ若いと言われそうだが当時はベテラン感覚旺盛であったろう。コールマン・ホーキンスから影響を受け、レスター・ヤングからも影響を受け、さらには60年頃はコルトレーンからも刺激を受け、バンドの編曲も手掛ける。音楽家としてのスピリッツが高い人だ。60年12月にはプレステッジ・スイングビル2015番でトミー・フラナガンと組んでクインテットのアルバムを残している。
ここでは4人のトランぺッターと組みつ、ほぐれつ、和みのセッションを繰り広げる。レイ・ナンスのバイオリンに琴線が揺れる。
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