今日の一盤(388番キャノンボール・アダレー)

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61年5月、レイ・ファウラー録音、ケン・デアドフのデザイン、CANNONBALL ADDERLEY(as)NAT ADDERRLEY(tp)VICTOR FELDMAN(p,vib)WYNTON KELLY(p)SAM JONES(b)LOUIS HAYES(ds)
正直、琴線に来ない。しかし、若い時分、その当時だったら来ていたろう。
そんなもんであると思う。あれから50年、感性にもチェンジがある。僕も些か年を取った。琴線に来るのも、ノリの時代は過ぎ、寛ぎ音感に求めるものが多くなった。だからと言って本作を下に見る気はない。これはこれで1級のファンキーなハードバップ作品である。
相撲に例えるなら、横綱・大関とはいかないまでも、麒麟児、富士桜のような突っ張りに花を持てる、自分の型を持った、土俵の花の様な存在であるから。スイング・スイング・スイング・猛烈な突っ張りジャズである。
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今日の一盤(387番ジョニー・グリフィン)

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61年7月、レイ・ファウラー録音、ケン・デアドフのデザイン、JOHNNY GRIFFIN(ts),MERLBA LISTON&NORMAN SIMMONS(arr)
ビッグバンドやストリングスをバックにソロを取るというのは一流ミュージシャンの証明。本作は曲が良い。ビリー・ホリデイーに因んだ曲集な為、聞き覚えのある曲が続いているが、グリフィンは激情するではなしに、とつとつと歌心を込めて演奏している。
MELBA LISTONは女流トローンボーン奏者で本作ではアレンジも担当。

今日の一盤(リバーサイド383番デイック・モーガン)

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61年5月、ビル・ストッダード録音ケン・デアドフのデザイン、DICK MORGAN(p)JOE BENJAMIN(b)BEN RILEY(ds)
これは聞きやすい、絵にかいたようなジャズピアノトリオだ。ライナーノーツを引用すると、ファンキー&ドライビングピアノ。確かにオスカー・ピーターソンをファンキーにした様なグイグイ攻めるスイング感が素晴らしい。選曲も良し、ベース・ドラムも良し。リバーサイドに3枚残して、これがラスト、で、これがベストという評価もある。これ程のミュージシャンが、どうして作品が少ないのだろう?たぶん、人付き合いとか処世術に強烈な主張を持つ方ではなかったのでは?画像の眼差し、鋭い眼。音作りはその逆。

今日の一盤(リバーサイド375番ジョージ・ラッセル)

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61年5月、録音技師、ジャケットデザイン、記載なし。GEORGE RUSSELL(are,p)DON ELLIS(tp)DAVE BAKER(tb)ERIC DOLPHY(as)STEPHEN SWALLOW(b)JOE HUNT(ds)
ラッセルのモダンなアレンジも結構だが、本作が後世にアピールするポイントは、ドルフィーの「ラウンド・ミドナイト」の演奏だ。61年後半はコルトレーンとバンドを組み数々の名演を残した。ドルフィーファン必聴の内容となっている。

今日の一盤(リバーサイド384番ドン・フリードマン)

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61年6月、ビル・ストッダード録音、ケン・デアドフのデザイン、DON FRIEDMAN(p)CHUCK ISRAELS(b)JOE HUNT(ds)
本作のジャケットもナイスですね。
ビル・エバンスの影響を感ずる、ドンさんのリバーサイド第一弾だ。チャック・イスラエルのベースワークもスコット・ラファエロ亡き後、エバンスワールドを世界に発信するに十分な存在だと思う。
それにしてもと思うが、本作から50年を超える月日が流れ、世界中にジャズピアノトリオが普及したが、ビルエバンスワールドからジャズに入門した人達も多数であろう。
白人達が作り上げたエバンスワールドのマグマがグズグズ煮えあがる。ドンさん全編オリジナル。
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